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⬛︎誰でも簡単に素敵な写真は撮れる!

ハワイで綺麗なポートレートを撮りたい!そう思ったことはありませんか?恋人や友達、
家族、子供。日々変わっていく人生の中で、思い出に残る綺麗な写真を残したい!とカメラを
はじめた人の多くが一度は考えることでは無いでしょうか?

そして、それはハワイに行っても同じ、いや、ハワイだからこそ素敵な写真を撮りたい気持ちが
強くなってしまうと思います。そこで、今回はカメラを始めてみたけれど操作が難しくてほったらかしに
している、ハワイやその他の旅行に行くのにカメラを購入するか迷っているという方のために、ハワイで
簡単に綺麗なポートレートが撮れるコツをご紹介したいと思います。
写真を撮りたい人はもちろん、撮られたい人も参考になると思うので是非最後まで読んでみてくださいね。

⬛︎用意するもの

写真撮影に用意するものはずばり『カメラ』なのですが、今回は一眼レフ、もしくはミラーレス一眼を
使用したケースとして話を進めていきたいと思います。スマホやコンパクトデジカメ、ゴープロ等でも
綺麗な写真は撮れるのですが今回はあくまでも一眼カメラに焦点を当てています。

●用意するもの
カメラ本体…一眼レフカメラ、もしくはミラーレスカメラ。レンズ交換式のカメラであれば概ねOKです。一眼レフ
もミラーレスもエントリークラスでじゅうぶんに綺麗な写真が撮れますので高価なものである必要はありません。

単焦点レンズ…単焦点レンズとは簡単に言うなら通常のズームレンズとは違い、ズーム出来ないというデメリット
の代わりに、光を多く取り入れることができ、ポートレートに不可欠な背景ボケを作りやすいレンズです。
カメラを購入すると一緒についてくるキットレンズ(ズームレンズ)でも背景ボケを作ることは可能ですが、単焦点
レンズの方がより、美しい描写とボケを作り出してくれるので是非一本は持っておきたいところ。この単焦点レンズ
は、ズームレンズに比べて比較的安価なラインナップも多く、サイズもコンパクトなので女性でも使いやすい点が
オススメと言えます。

ちなみに各メーカーから様々な単焦点レンズが出ていますが、ポートレート向きのレンズというものもあるので、
購入する場合はどれを選ぶべきなのか予め調べておく、もしくは店員さんにアドバイスをもらうのが良いでしょう。
アロジェニ編集部も初めて購入したオリンパス用の単焦点レンズはカメラ売り場の店員さんにアドバイスを貰い
ながら選びました。初めて単焦点で撮影したときは本当に描写力の高さに感激したのを覚えています。
それほど、素晴らしいレンズなのでポートレートを撮らなくても是非一本は持っていてほしいレンズです。

アロジェニ編集部が使用中の単焦点レンズ

左:オリンパスペン用単焦点レンズ(M.ZUIKO DIGITAL 25mm f1.8 / 35mm換算時:50mm)
右:ペンタックス用単焦点レンズ(smc PENTAX-DA 50mm f1.8 / 35mm換算時:76.5mm )

⬛︎カメラの設定は重要?覚えることは多いの?

一眼レフやミラーレスカメラって色々なボタンがたくさん付いていて初心者にはちょっと難しいですよね。
私自身もカメラを初めたての頃はボタンの意味や機能がなかなか分からなくて、とても苦労したのを覚えて
います。説明書やカメラに関する本は詳しく丁寧に書いてくれているのですが、よく分からない専門用語が
並んでいたりすると一気に読む気も無くなってしまいますよね。そして、とりあえずオートモードで撮り続け
ている…なんて事になっている人も多いのではないでしょうか。

ただ、やはりオートモードで撮る写真はカメラ任せの撮影なのでなかなか思ったような写真が撮れないと
いった事も多いのです。なので本当はカメラの機能を理解し、自分自身で設定をする方が良いのですが、
どうしても分からない!とにかく手軽に撮りたい!という方にオススメの方法を紹介したいと思います。

写真を撮るときはPモード(プログラムオートモード)がオススメ!

プログラムオートモードは一眼レフ・ミラーレスならほとんどの機種に備わっているモードです。絞りとシャッター
スピードをカメラ任せにするので殆どオートモードと変わらないのですが、このPモードでは露出補正が
設定できるようになっています。難しい言葉なので分かりやすくいうと、だいたいの設定をカメラ側に任せておき、
調整したい分の明るさを自分自信で設定できるモードということです。

この明るさを設定できるというのがポイントで、オートだとどうしてもシーンによって暗く写ったり、明るく
写りすぎてしまったりとなかなか思うように写真が撮れないときがありますよね。そんな時に明るくする、
暗くするといった設定が出来ることにより、イメージに近い写真が撮りやすくなるのです。
しかも明るさの調整は簡単なボタン操作の場合が殆どですのでカメラ初心者の方でも簡単に操作出来てしまいます。
理想の写真に少しでも近づけたいと思っている方は先ずはオートモードからこのPモードをマスターしてみてくださいね。
   
Pモード使用時に使う露出補正ボタン・オリンパスペン(左上)もペンタックス(右上)も同じマークとなっている。
※Pモードの設定はお持ちのカメラの説明書を参照してください。

⬛︎光の当て方を工夫すれば素敵な写真が撮れる!


ボディ側の設定を知ると共に光についても知っておくことでとても綺麗な写真が撮れるようになります。
ポートレートに限らず、カメラで写真を撮る場合は被写体への光の当たり方を理解しておくことで、より
クオリティの高い一枚を撮ることが出来るのでハワイで素敵な写真を撮りたい人は是非この光についても
知っておくと良いでしょう。基本的に光の当たり方は大きく分けて順光・半順光・サイド光・逆光・半逆光・
トップ光の6つがあります。逆光はなんとなくイメージ出来るのではないでしょうか。被写体の後ろ側(カメラ
を撮る人の正面)から当たる光のことです。逆光だと写真が真っ白になったり、真っ黒になったりとなかなか
綺麗な写真が撮りにくいと思います。逆に順光(被写体の正面・カメラを撮る人の後ろ側から当たる光)だと
しっかりと色鮮やかな写真を撮ることができます。このようにカメラと被写体、光の位置関係によって写真
が全く違うものになってしまうのです。

ポートレートの光の当て方で綺麗に見えるのは?
ポートレートを撮る場合は、サイド光や半逆光といった被写体の横から斜め後ろにかけて当たる光が綺麗だと
言われています。とくに半逆光で撮ると髪の毛に綺麗な光が当たりながらも顔には強い光が当たらないので
全体的に柔らかいイメージになり魅力的な一枚に仕上がると思います。意外かもしれませんが逆光もポートレート
を撮る上では非常に綺麗な写真が撮れます。直接レンズ内に強い光を入れなければたとえ逆光であっても
真っ白・真っ黒になったりはしないので是非試してみてもらいたい撮り方です。
もちろん、それ以外の光の当たり方が決してダメというわけではなく、あくまでも好ましい当たり方といった感じ
でしょうか。
  
逆光(左)と半逆光(右)のそれぞれの例

『ポートレートで避けたい光の位置は…?順光とトップ光』とくにハワイは注意が必要?
ポートレートに向いている光の当たり方があるように逆に不向きな当たり方もあります。それが順光とトップ光です。
順光とは被写体の正面(カメラマンの背後側)から当たる光です。順光の場合、光が被写体の前面に当たっているので
色鮮やかに写りますが、ポートレートの場合は被写体の顔の影がなくなり平坦に見えやすいといったデメリットが
あります。また真正面に太陽の強い光があるとどうしても眩しいため、自然な表情が作りにくいといった人間ならでは
の事情もある為、ポートレートには不向きな光の当たり方と言われています。次にトップ光ですが太陽の位置が頭の
真上にくる為、顔の下側に不自然な影が出てしまいます。こうなってしまうとせっかく撮った写真もなかなか良い
仕上がりになりにくいので注意が必要です。ただ、トップ光は野外で撮影する場合、太陽が最も高い位置にある正午頃
の撮影を避ければあまり気にする必要はないでしょう。
ハワイは日本に比べ太陽の日差しがきつい為、眩しすぎて表情が作りにくかったり、影が強く出すぎるといった場
があります。ですので撮影の際は順光・トップ光の二つの光には少し注意しておいたほうが良いでしょう。

⬛︎絶好のロケーションを生かそう!

ハワイには日本とは違った、魅力的なロケーションがたくさん存在します。白い砂浜と青い海、南国らしい
パームツリーに色とりどりの花、そしてオシャレなホテルや歴史のある建物などなど、挙げていくとキリが
ありません。多くは日本で探そうとしても不可能な、ハワイにしかないものなのです。
そんなハワイだからこそ、写真を撮るときはこだわりのロケーションで撮る事を強くお勧めします。
特に初めてハワイに行く方は人気のスポットをあらかじめインスタグラムやフェイスブック、雑誌などで
チェックしておくと良いでしょう。
ハワイ、とくにワイキキ周辺はフォトスポットに適した場所が多いので、幾つかのポイントだけでも整理して
おくとスムーズに撮影できると思います。もちろん、散策しながら写真を撮る事の方が多いと思うので
歩きながら素敵な場所を探してみるのもオススメです。

ハワイらしいブルーが爽やかな作例(撮影場所:モアナサーフライダーホテル・テラス内)

ハワイで人気のフォトスポットはこちらもチェック★

⬛︎忘れてはいけない!仕上げ加工!

良い写真が撮れたら、誰かに見てもらいたくなりますよね。最近ではSNSのおかげで気軽に写真を
公開できる環境がとても多くなりました。そんな中で出来れば自分自身が撮った写真もベストな仕上がりで
SNS上にアップしたいもの、一眼レフやミラーレスでとってもそれは同じですし、他の人と少しでも
違う写真にしたいなら面倒くさがらずに加工をしちゃいましょう。

加工には専用ソフトが欲しいところ…ただし専門的な編集ソフトはお金がかかったり、操作を勉強しなければ
いけません。それはちょっと…という方はスマホでサクッと編集しちゃいましょう!それだけでも写真は
とても素晴らしい出来に近づきます。

ポートレートの基本的なレタッチは明るさ、ハイライト、彩度、シャドウ、色かぶりの5つ!
条件にもよりますが基本的に晴天の屋外で写真を撮った場合、上記の5つの要素を調整するだけでイメージして
いる写真に近づける事が可能です。
明るさ…写真が暗いと感じたら先ずは明るさを調整しましょう。逆に明るい場合は暗めに設定するとよいです。
ハイライト…ポートレートではハイライトを抑える事で肌の質感が落ち着いてみえます。
彩度…彩度を上げ過ぎると肌や髪、唇などが不自然な色合いになってしまいます。上げすぎ下げすぎには注意しましょう。
シャドウ…暗い影の部分の明るさを調整できます。少し明るくするだけで全体的に柔らかな雰囲気になります。
色かぶり…写真全体を暖色(オレンジ)・寒色(ブルー)に調整する事ができます。個人的には少し寒色系にもっていくと
透き通ったようになるのでオススメです。

撮影した条件や被写体の持つ雰囲気などによって調整度合いは様々です。こちらも数をこなしていくと全体的な
バランスを見ながら、自分自身の好きなテイストに仕上げることが出来るようになるので是非頑張ってみてください。

⬛︎とにかくたくさん撮ってみよう!

いかがでしたか?ハワイでポートレートを綺麗に撮るコツ、Pモードと光について書いてみました。
Pモードにするとオートモードに比べ、シャッターボタンを押すまでに1工程増えてしまうので最初は
面倒に感じてしまうかもしれません。しかし、そういった手順も数をこなせば慣れていき、自然と
スムーズに行えるようになってきます。なによりこれまであまり意識しなかった光について考えるきっ
かけにもなりますし、そうなれば、後はたくさん写真を撮っていくうちに自然と光と被写体の関係性も
見えてくると思います。
最初は少し意識する程度でも問題ありません。是非、この記事を読んでハワイでのポートレート撮影
に役立ててもらえれば嬉しい限りです。